とのちゃん

フォレスト・ガンプ/一期一会のとのちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

過去にとらわれず前に進み続けること。
それも信念や自分は呪われているのだなどいうネガティブな感情にとらわれず、進み続けることの大事さを感じた。

人生は食べてみるまでは味が分からないチョコレートのよう。神から授けられたものをどう活かすか、それは自分次第でもある。一方、中尉のように足を失うかもしれない。足を失っても人生は続く。そんな過去を振り返らずに前へ前へ、人生は進んでいく(しかないのだ)。

ジェニーは父親から性被害を受けていた。そんなジェニーはシンガーになるという夢を叶えたが、それは身体を売っていたのであった。自分の呪われた人生。自己肯定感は低く、自分の人生は所詮そんなものだと悲観していた。変えられない過去。
ジェニーは障害を持っていても、いじめられても、成功しても、淡々と前を向くフォレスト・ガンプに惹かれたのだろう。

そんなフォレストも自分の息子がいると知った時、真っ先に気にしたのは息子の知能であった。コンプレックス。淡々と真っ直ぐ生きているようで、誰もがコンプレックスを抱えながら生きている。
とのちゃん

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