これもなん度も観たなー。
心がささくれてる時に、
流しっぱなしにして「ぼー」っとしてしまう。
私にとって、ちょこっと癒しの映画。
柔らかく漂う羽根にはじまり、
栞のようにしばらく閉ざされた後、
また最後に風に舞っていく羽根に終わる。
語りに入るまでの主人公のそれまで。
語ることでの何らかの整理。
そして、またこここらも
優しく舞っていくのだろうことを
考えさせられる描写です。
(個人的な解釈ですけどね)
かつて友達とこの映画の話題になった時、
「あの、ずっと走る人の映画ね」と、
その友だちが言って、
「浅い!」って、
めっちゃ突っ込まれてた。
…が、もしかしたら、
それはそれで深かったのかもと思う、
あれから二十数年後の私です。