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フォレスト・ガンプ/一期一会のmayuのレビュー・感想・評価

4.0
もう全くもって映画の感想ではないのだけれど、この映画を見たらどうしても思い出してしまうことがある。
高校から大学までずっと付き合っていた彼が、高3のときに本当に好きな映画なんだと紹介してくれ、一緒に見たのがこの映画との出会いだった。
彼は渋い趣味をしていて、英ロックがすきで昔の映画に詳しくて、本をたくさん読むような、そんな男の子だったから、私ももっと理解したくて、同じように好きだと言いたくて、かじりついてみたことを覚えている。

今見たら全く感想は違うんだろうけど、誰のおかげで出会えたか、そこだけは一生忘れられないんだろうなあ。


2018.10.28

改めて見直してみたけれど、やはり前見た時と見えてくるものが全く違った。
基本的にこの映画はそれぞれの自体に対するメタファーが多いのだけれど、フォレストがただひたすら走り続ける時にフォロワーが増えてどんどん後に続いて人々が走り始めた時、人々は彼にこう聞いた。
「なぜ走るのですか?平和のため?」
彼は答えた。「走りたいから走るのだ」
そしてフォロワーたちは口々に「あなたのやっていることを理解できる!わたしもあなたの目指す世界を共に目指したい!」と。
つまり何かを始める時、ただひたすらにやりたいことをやっていくと自然と人は集まってそして勝手に大義名分は作られていくけれど、やはりやりたいからやる、というまっすぐなもの以外に本質はないんだろうな、と。
それからもう1つは、やりたいことや伝えたい言葉は、できるうちに、言えるうちにやらなくちゃ、伝えなくちゃ。
まっすぐ、intuitionに従って、自分を飾らずにいきていきたいなーって思わせてくれました。
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