先日、東京ドームシティにあるレストラン「ババ・ガンプ・シュリンプ 東京」でお食事したら無性に作品の方を再鑑賞したくなり、その翌日に観ることにしました。クラムチャウダー、美味しかったです。
「報道映像でつづる近代アメリカ史」に素敵なストーリーを加えた感じのハートウォーミングな映画。オープニングとクロージングに鳥の羽根がひらひらと舞うシーンで流れる劇伴が、心地よい余韻を残してくれます。
打算も下心もない真正直な男ガンプ。なぜかあらゆることがうまくいっちゃう。このサクセスストーリーがほのぼのとしていて可笑しいのです。エルヴィスが爆発的な人気を博したのはパーカー大佐ではなくガンプのおかげでしたね。忘れていました。
一方、なにもかもがうまくいかないのが幼なじみの女の子のジェニー。人一倍夢を追い続ける気持ちは強いのにすべてカラ回り。ガンプとは真逆の失敗続きの人生。ガンプの気持ちを受け入れちゃえばいいのに…ムカムカ。それでも、そんなジェニーを一途に恋するガンプが魅力的で素敵です。
ガンプ「君も一緒だったよ」
愛するジェニーに、自分が目にしてきた素晴らしい景色を語るガンプ。そしてそんなガンプの語りに聞き入るジェニー。2人がそれぞれ辿る紆余曲折な人生はこのサラッとしたセリフに集約されている気がしました。あーグッとくるー。
観る人みんなでしみじみと幸せな気持ちにさせてくれるムービーだねー。
