MasahideYoshida

フォレスト・ガンプ/一期一会のMasahideYoshidaのレビュー・感想・評価

4.2
1995年公開
監督 : ロバート・ゼメキス
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自分の運命にしたがって生きてきた、不器用ながらもまっすぐな男の半生のお話。

主題がたくさんある気がする映画だけど、一番はやっぱり、人生と運命の関係性でしょうか。「人生は、運命によって全て決まっているような気もするし、ただ風に吹かれてさまよっているだけな気もする。きっと、その両方何だろう。」 ほんと、そうですよね。全ては決まっているから、あなたがどう選んで何をしていったとしても、絶対に大丈夫だから、自由に生きなさい、ってことで。自分の置かれた境遇と、大事にしたい人や思いに、素直に走り向かっていく。自分の運命からの愛をいつも受け取りきれず自ら不幸を選んでしまうヒロインが対照的で、切ない。

Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.

開けてみなくちゃわからない。けど一方で、もう箱に何が入っているかは、決まっている、とも取れる。だから、「もしあれが入ってなかったらどうしよう」などと考えずに、さあ開けてみよう!ということね。

3回目くらいだけど初登録。
年取るほどに、泣ける。