御朱印帳

恋におちての御朱印帳のレビュー・感想・評価

恋におちて(1984年製作の映画)
3.1
まさに「恋に落ちる。」

冒頭のデーブグルーシンのマウンテンダンスという曲が何度も流れ、その度に2人の仲が深まる。
満ち足りた生活、善良な配偶者やかわいい子供を失うと分かりながら、理性で抑えようとしても止められない。

ハドソン川沿いメトロノース鉄道の通勤電車、ニューヨークの本屋などの空間で愛が育まれる。固定電話しかない時代のコンタクトの方法が涙ぐましい。
いわゆる不倫の物語であるが、1980年代前半は抑制的。

メリル・ストリープ、どうして存在感があるのだろう。やはり大女優としか言いようがない。ロバートデニーロはニューヨークが似合う。

この映画が1984年、小林明子の恋に落ちてが1985年というのはインスパイアされたのかな。偶然ではないでしよう。
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