2本目のルネクレール。
まだ2本しかみていないけど、ルネクレール監督の映画は凄く品があるというか、穏やかないい雰囲気の映画だなと思う。
『リラの門』は人間の嫌なところが結構描かれていて、まぁまぁな事…
事件の経緯を説明するシーンでこどもたちにそっくりそのままごっこ遊びをさせたりとか、観せ方がおしゃれだと思う。
どう見てもろくでなしなジュジュにマリアがどこか惹かれているような描写が垣間見えるのは、…
『巴里祭』が面白かったので、『リラの門』も鑑賞。
フランスの下町リラで繰り広げられる、お人よしの男のドタバタ人情コメディ。
巴里祭でも印象的だった素敵な音楽は今回も健在。(シャンソンあまり詳しくな…
ドア
パリの下町で暮らすジュジュは、仕事もせずに酒に溺れる毎日を送っていた
そんなある日、近所に暮らす音楽家の友人の家に、警官を殺したピエールが逃げ込んでくる
2人はピエールを追い出そうとするが、…
飲んだくれで無職の住所不定の薄汚い中年男の主人公は、ギタリストで芸術家と呼ばれる知り合いの家に居候させてもらっていた。
主人公は、中年太りで貧乏と全く冴えないなのだが、馴染みの酒屋の一人娘に恋心を…
ジュジュと芸術家の心の奥底まで見事に描ききった作品で、監督の円熟した手腕を堪能できる。
芸術家の嫉妬にも似たバルビエに向けられる嫌悪感や、ジュジュの幼児性が伺える憧れなど、時代を超えた普遍的な人の…
職業ろくでなし、というのが受け入れられていた頃の話
町にはまだ人情があった
その町なりの正義も
逃亡者は身勝手な他所者
ゆえの結末
予期せぬ訪問者に振り回されるほどにジュジュの純粋さが際立つのだ…
このレビューはネタバレを含みます
2021/03/16 WOWOWプラス
[4K デジタルリマスター版]
お人好しの飲兵衛ジュジュと、ジュジュの友人愛称‘’芸術家‘’、警官殺しのバルビエとカフェの娘マリアが織りなす笑いと影。
芸術…
『巴里祭』で著名なフランス詩的レアリズムの巨匠、ルネ・クレール監督作品。
風刺と諧謔、そして詩情に富んだ豊かな作品です。
物語の舞台はパリの下町。
そこで起こる或る出来事を中心に、その一画に住む個…