パリ市北東外郭の庶民の町、リラの門が舞台のコメディ。だが、人を思いやることの尊さ難しさを描き、その結末は物悲しいものであった。その展開が見事。
ジュジュとピエールの関係は、アレクサンダー広場のフラ…
御人好しのジュジュのなんと魅力的なこと。顔がいい。声がいい。佇まいがいい。シンプルで情報量が少ないが故に、お話の筋、キャラクターが強く、心に素直に響いて来ました。良き物語、良きキャラクター、悲喜こも…
>>続きを読む 「リラの門」
冒頭、パリ北東部、霧かかる町。酒場で酔っ払う親父。弾語りの声、缶詰の万引、警察の家宅捜査。警官殺しの犯人、銃声、スーツケース、女の部屋、地下生活…本作はR.クレール…
勝手に、クレールはハッピーエンドしか描かない!と思いこんで見ていた。
誰かに自分を投影させると、思いが強いほど、自分と違う部分がでてきたら許せないだろう。自分もリスタートできるような気がしたから思い…
コメディではないが、ユーモアあるお洒落な構成が何とも言えず良かった
新聞の内容を子供たちの「ごっこ」で「見せる」ところが最高!
何をかいがいしく、しかも他人の家で逃亡者の世話を焼くのかって、実は完…
フランスの下町リラの、さらに小さな街角だけで繰り広げられる悲喜劇。
職無し金無し人情有り。ろくでなしのお人好しジュジュとその親友芸術家の元に突然逃げ込んできた指名手配犯ピエール。
とんでもないハプ…