ねこ

リラの門のねこのレビュー・感想・評価

リラの門(1957年製作の映画)
3.7
職業ろくでなし、というのが受け入れられていた頃の話

町にはまだ人情があった
その町なりの正義も
逃亡者は身勝手な他所者
ゆえの結末

予期せぬ訪問者に振り回されるほどにジュジュの純粋さが際立つのだが、そんな彼を突き放したり慰めたりしながらいつもそばにいる芸術家が、コントのような可笑し味を醸し出していてとてもいい

そもそも芸術家という呼び名、それ自体がすごくいい
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