このレビューはネタバレを含みます
サムライ版の二作目。
アメコミ映画の中でもかなり愛されている作品だけあって名作。
スパイダーマンシリーズは人の絆をうまく描いていると思いますが、有名な電車のシーンはまさにそんな感じだと思います。
ピーターがメイおばさんにおじさんとの出来事を正直に話すシーンが心にくる。
温厚なおばさんが黙っていってしまう。
けれども許してくれたおばさんの言葉で、もう一度ヒーローとして生きる決意を得るピーター。
おじさんとおばさんに支えられてこそのピーターなのだなと思う。
「お互いに半分欠けた人生を送るなんて無理」
最後のMJのこのセリフが素晴らしい。
ピーターとMJはお互い一人で二人の存在なのだなと思ってしまう。
BGMもストーリーもキャラクターも満点の作品だと思います。