宵闇之闇猫

ゴジラの宵闇之闇猫のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ(1954年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

初ゴジ。
当時の人はどんな気持ちで観てたんかな…。

超大量のエキストラと小道具、セット、軍事車輌…
当時はCGなんて無い時代だから、ほぼ全てを作ったんだなぁと思うとゴジラというブランド力よりも、その世界の人々が、人間や動物以外の未確認生物に対して何を感じ、どういう対応をするのか。
水爆の怖さ、戦争などに対しての風刺的表現を交えた人間性への問いかけ。

いやほんと、セットやらエキストラやら音楽やら効果音やらがとにかく徹底してて、丁寧に作られてるなぁと感心。

あと印象的なのは、テレビ中継の人達…。
死ぬ瞬間まで実況し続けるテレビ愛は実に素晴らしいが、もう絶対に助からないであろう事も分かっているので、
「皆さん、さようなら、さようなら」って倒壊して、その直後に悲鳴めいた断末魔。
こういう表現はやっぱり必要不可欠だけど、心にくるものあるよね
宵闇之闇猫

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