太郎

ゴジラの太郎のレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
5.0
9/7初見鑑賞。
文句なく面白い作品!色々と考えさせられる深い恐怖を感じた。
この謎の生物に対しての恐怖。
一種の天災としての恐怖。
戦争を思い出させる恐怖。
戦後から復興し豊かになってきた時代・世界が破壊されていく恐怖。
火の海と化す東京の絶望感。当時は劇中の人々と同じように鑑賞する側も『ゴジラ』の概念がない状態なのでとてつもない衝撃だったはず。作り手・演者やエキストラ・見る側のほぼ全員が戦争経験者だと思うととても考えさせられる。第1作目にして全てが完成しているのに驚いた。自分的殿堂入り作品。
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