森一生監督作品。
市川雷蔵、最後のシリーズ作品
やっぱり、雷蔵は眠狂四郎とかこういうニヒルな役が似合うな〜
最後の雷蔵の台詞『色と仕事の区別がつかねぇ奴はゴメンだな』を受けての成田三樹夫が野川由美子…
67年。再々々見くらい。殺し屋の男、チョイ悪な女、パッとしないヤクザの男が織り成す、簡素で簡潔で、冷たく硬く美しい和製ハードボイルド。
飾り気のない物語と実にそっけない映像が素晴らしく、だだっ広い…
背広姿の市川雷蔵は眠狂四郎のイメージと違って普通のおじさん。
でも殺し屋なんで、見た目地味な方が凄味があってイイ!
野川由美子が可愛かった。
チョイ役の渚まゆみさんもグー!
田舎娘の店員役が小林幸…
雷ちゃん、意外と現代劇の顔の方が好きだな…。地味カッコいい。
凝った作りと、緊張感のある場面を積み重ねた割りにクライマックスの展開が少しショボい気がするけど、帯刀してない雷蔵のアクションが予想以上…