まず最初に思った事、
国家諜報部員にストーカーされたら、えらい目に遭うのだなと。(そりゃそうだ。)
冒頭のパッと振り向く瞬間のインパクト。
いきなりの殺人の衝撃。
アシュレイ・ジャドを魅力的に魅せる、エリオット監督の演出はすごい。
2000年当時の美しい演技派、ユアン・マクレガーとアシュレイ・ジャドの2人の起用は期待感満載だったが、主人公二人共に感情移入できない変態男女なので、興ざめした。
ストーカーの心理も複雑でよくわからなかったが、この女性の幼児性ファザコンも、設定が曖昧でサッパリ理解できなかった。
最後はこの二人、どうでもいいので、早く捕まれと思ってしまった。
しかし「氷の微笑」がヒットしたからか、この当時、男女愛欲サスペンスには、何でも「氷の〜」と付けていたみたいだけど、あまりにもミスマッチ過ぎるタイトルだった。(接吻なんて、この二人一度もしてません。)