再見。映画前半で役所広司がものを食べるシーンが結構あるんだけど、生きようとすることと殺すことは同じというこの映画のテーマを思うと、森の木が次々と倒れていくのはカリスマの食事(捕食か? 風吹ジュンは「…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
黒沢清の世にも奇妙な木と気
黒沢清監督。
頭を殴られ日本ホラーのど傑作「CURE」を越え、
本作監督待望のあっためた企画。
「CURE」の熱が沸騰中のおり見に行った。
まあ世にも奇妙…
冒頭に現れる「世界の法則を回復せよ」の一文が全てであるように思う。仕事にあぶれた元刑事の役所広司は、荒廃した自然の中からその答えを見出す。取る者、取られる者、そしてそれを俯瞰する「カリスマ」。
テー…
高校生の時にこの映画を観た時は、何か凄いことが語られている映画なのは分かったが、それが一体何なのか掴めずわけわかめ状態で 、観終わって最初に思ったのは「偏差値貧乏ですいません」だった。今回、シネマヴ…
>>続きを読む個人と集団、自由と服従、あるがままってどういうことだ?
「自由は一種の病気だ。本当に健全な人間は服従したがる」っていうセリフが印象的だ。
ラストは少し悲観的すぎる気がするが、残念ながらいまの現実世界…
言葉では説明しづらいことがある。
それを映像で語ってみせたのがこの映画だと思う。
初めて見たときはマジで驚いた。
日本映画の一つの頂点の映画とガチで信じている。
黒沢清監督の作品は他には『CURE…
日活・キングレコード・東京テアトル