クロサワキヨシ成分かなり濃いめ。
『スパイの妻』がライトなクロキヨ入門編的作品ならば、本作は完全に一見さんお断り案件。
かなりタルコフスキーやっている感じだけれど、意外にも?思い浮かべたのが、森の…
他人が大事そうに可愛がってる物は一等魅力的に特別に見えてしまうよね。
カリスマに鉄パイプを組んで添え木したり、点滴を周りに吊るしたり、ビニールの管が幹に絡んでるビジュアルが100万点にカッコいい。…
めちゃんこ面白かったゾ!
ストーリーラインがもののけ姫に似てた!色使いは白雪姫に似てた!音の使い方は幾原邦彦っぽいかもしれない。かわいらしさがあった。
もののけ姫と違って、アシタカがシシ神(カリスマ…
栄えるきのこ雲
今、この時代に見て、意味が分かり過ぎて怖過ぎた。
意味が分かるんですよ。
犯人と人質を両方生かそうとして両方死なせた刑事の男が森を彷徨い根から毒素を出し周りの森を枯らす一本のカ…
当時のホラー映画が流行しているから便乗して、ホラーではない作品をホラー風味にして世に送り出したのかなあと勝手に想像してしまいました。黒沢清といえば車のシーン、終始不穏な雰囲気、場に合わない音楽、どの…
>>続きを読む人間の騒がしい心模様を、皮肉っぽく切り取り、第三者視点だからこそ気づける滑稽さを随所で散りばめていたのが印象的だった。
セリフ、音、場面、キャスト、映像全てに意図が感じられ、終始目が離せない。
…
- それが生きる力と殺す力?でもそれって同じ力のことですよね?
「トロッコ問題」への黒沢清流の解
それはそもそも「人間がいなければいい」という極地
“カリスマ”を盲信し、全体を顧みないもの
全体…
映画なんだから当然段取りを組んで撮影していることを「撮ってたら映っちゃった」ように見せるのが巧過ぎる。視線誘導とか画角の厳選の賜物なんだろうな。
ちゃちいCGや作り物丸出しの美術、おどけた劇伴まです…
日活・キングレコード・東京テアトル