桃色レンタカー

カリスマの桃色レンタカーのネタバレレビュー・内容・結末

カリスマ(1999年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

開始10分から焼いてキノコを食べる役所広司、首吊り白骨化死体に爆笑する役所広司、車で寝てて燃やされる役所広司、廃墟のホテルに対して「チェックイン!」と言い出す役所広司と最高の出だしだった。

黒沢清作品の中でも内容の難解さ一番ぐらいと言われている映画だが、当時(1999年)にどのように解釈されたがわからないが、これ現代の人が見ると理解しやすい(中盤まで)映画だと思った。常に比喩的なのに最後にはストーリーに直結してて笑った。


難解と言われる理由もよくわかるが、黒沢清作品は細かい辻褄などは飛び越して、次の展開にいくことが多いのであまり気にならなかった。(急に変な爆破CG使ってた)

理解すること、自分の中で腑に落としきることはかなりムズイ映画ではあるが映像がかなり良い。