このレビューはネタバレを含みます
滅びの特異点。
カリスマという木を中心に色々な思惑を持った人間達がわちゃわちゃしますよといったお話。
主人公は役所広司演じる刑事薮池。
冒頭で色々あって刑事は死に場所を求めてか、世界の秩序を回復するためか森にゆきます。
森には「カリスマ」という名前の珍しい木があって、その木は自らが出す毒で周りの木々を殺す、「カリスマ」を中心に森が死んでしまうらしい。
森には「カリスマ」を巡って3つの勢力が存在している。
「カリスマ」を守る男。
森の為に「カリスマ」を駆除したい学者。
「カリスマ」を売ってひと儲けしたい人達。
薮池は3つの勢力の間を行ったり来たりする。
中盤で「カリスマ」が失われる事によって森の秩序が狂い、色々な事がおこる。
森を守る男から「今日からお前がカリスマだ」と告げられた薮池は街に戻ってゆくが、世界は炎にって包まれていた。
カリスマの木を中心に森が滅んでゆくように、新しいカリスマである薮池を中心に世界が滅んでゆくってオチなのかな??
面白いです。