黒沢清監督のオリジナル脚本作品。
回りの木をすべて枯らしてしまう一本の木を守る人間と、
森全体のためにその木を採筏しようとする組織との対立劇。
難解ではあるが、
そのリズムが妙に心地いい佳品…
何故黒沢清が好きなのか?
考えてみた。
元々幼少期からホラーは好きであるが、私が彼の映画で惹かれる要素はそこじゃない。
多分、というかかなり影響を受けているであろう60~70年代のアヴァンギャル…
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滅びの特異点。
カリスマという木を中心に色々な思惑を持った人間達がわちゃわちゃしますよといったお話。
主人公は役所広司演じる刑事薮池。
冒頭で色々あって刑事は死に場所を求めてか、世界の秩序を回…
このレビューはネタバレを含みます
当時観た振りに再見。その時はなんだこれは?でもなんか暇せず面白いし雰囲気がずっと変だから、なんだか好みの映画!て記憶だった。久しぶりに見直すと、難解な作品の印象はまあ変わらずも、作られたのは1999…
>>続きを読む森って怖いです。ひとりで森の中に入っていくなんて絶対できないし、そもそも森に行ってみようなんて思ったこともないです。怖がりの私には画面から伝わってくる森の空気感でさえ怖かったです。そんな森で暮らして…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
抽象的ながら不穏が支配する 世界の法則を回復せよというメッセージ キュアの役所広司とも重なる 継承だったのか ベンチで寝て起きてを2回見せられる辺りから不思議な感覚があり、森に行った理由と家族への電…
>>続きを読むクロサワはクロサワでも清の方
オバケ出んのにホラーな雰囲気出すの上手すぎなんだよなあ
地味は地味よ
怖い出来事が特別起こる訳でもないのに終始怪しくて不気味で不条理で、、
カーテンびらびらさすだけで何…
日活・キングレコード・東京テアトル