カナザワ映画祭2016暴動映画特集の一本。
過去に観てるはずだけど、覚えてたのはカリスマの造形のみ。今回は少なくとも言いたいことはわかったかな。
「世界の法則を回復せよ」というメッセージを受け取っ…
すげー良かった。CUREの不穏さもありながらドレミファの超現実サイコ感もある。少しずつどこか現実とズレた奇妙な世界観で夢なのか異世界なのか表象なのか。黒澤明の『夢』みたいな浮遊感。
催眠的な色彩と質…
おもしろい。
何が正しくて何が正しくないのか。
誰の言葉が本当で誰の言葉が嘘なのか。
はたまた皆正しいのか。
自分は何を信じるか。
自然対自然
自然対人
人対人
この構図は確かに、「悪は…
このレビューはネタバレを含みます
正直あらゆる謎がどうとでも解釈できてまさにカオス状態なのだが、この頃の黒沢清作品は理解せずともこちらが完全にmanipulateされる感じがあって、「回路」も荒廃した世界を見せつけて終わったみたい…
>>続きを読む刑事だった主人公が森と出会い、自分の〈生〉を変えられていく作品。個人的に桐山の誰かに媚びず、攻撃的に接する点が、濱口竜介監督の”The Depth”のリュウに重なって好き。カリスマという木を巡って刑…
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日活・キングレコード・東京テアトル