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悪魔をやっつけろのyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔をやっつけろ(1953年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

さっきアマゾンプライムで見ました。

監督はジョン・ヒューストン、脚本はジョン・ヒューストンと亡きあの小説家トルーマン・カポーティが携わってました。
ストーリーをもっと纏めて欲しかったです。ダラダラと無駄なシーン等が多く、微妙な出来の作品でした。

アメリカ人ビリー(ハンフリー・ボガート)と彼の妻マリア、ビリーを利用する為に仲間を引き入れるピータースン、オハラ、ラヴェロ、ロス少佐の4人組、それにイギリス人のハリー・チェルム、チェルム夫人がビリーがアフリカに行く為にウラニウム鉱を手に入れる話を聞いたチェルム夫人が実は自分達もそうだと嘘をつき、それを聞いたオハラ達がビリーを誘って彼の妻、ハリー・チェルム、チェルムの夫人を巻き込んでアフリカにナヤンガ号船に乗り込んでアフリカに着くまで旅行するというストーリー。

ダラダラと無駄なアクシデントのシーンが多くて気に食わなかったが、ロマンチックな旅行と冒険でしたが、ハリーに秘密を知られたピータースンが少佐にハリーを殺そうとするシーンがありますが、何故か少しだけサスペンスの要素がありました。ハリー運良くビリーに助けられます。
ハリーが追い詰められたシーンの時にハリーを助けるどころかチェルム夫人が彼は"心の病 診断は被害妄想で誰かを殺そうとします 自分が殺されると分かれば その前に殺します" 空想癖なチェルム夫人の嘘ハッタリでハリーを困らせてチェルム夫人の嘘ハッタリを正当な真実だと認めるビリーも"彼女の言う通りだ" って言って周りも冷たい目で見られたハリーが船員達に連行されて1人部屋に閉じ込められて手錠をかけられてしまうシーンを見た時、皆んながチェルム夫人の嘘ハッタリな発言によって信じ込むように人間心理に陥ったシーンはどうしようも拭い去れない状況やなって感じました。
ハリーは上手く手錠を外して、ナヤンガ号船に大破させて脱出し、アフリカに逃れてアフリカの民族や大使に匿われてウラニウム鉱が眠るアフリカの土地を買ったハリーが上手く完全な一攫千金を得たような感じに見えました。
最後、アフリカ情勢に詳しいある紳士な人物を殺したピータースン、オハラ、ラヴェロ、ロス少佐が容疑者としてアフリカ警察に逮捕されるとかアドベンチャー・ロマンスらしくない展開で無駄なシーンでした。
つまり、本作はアフリカに眠るウラニウム鉱を誰が手にして一攫千金になるかという作品です。