ねこ

私は告白するのねこのレビュー・感想・評価

私は告白する(1953年製作の映画)
4.7
いつDVD買ったのかも覚えていないが買ってからまだ観ていなかったので鑑賞。

ヒッチコック監督、モンゴメリー・クリフト主演。
モンゴメリークリフトは山河遥かなりも良かった。二枚目。


教会の神父マイケル(モンゴメリー)の元で働くケラーが、懺悔室でヴィレットを殺したとマイケルに懺悔をするところから物語が始まる。
ヴィレットの殺害現場から立ち去る犯人らしき男は神父の格好をしており、いつしか犯人はマイケル説が浮上。

マイケルは犯人であるケラーから直接、俺が犯人だと打ち明けられているのに悩める子羊からの懺悔を他言できない立場の神父は一切他人に言わない。
ケラーはそれを利用してマイケルを犯人に仕立てあげるべく警察や法廷で嘘の証言を重ねる。ケラーの妻も夫を庇いマイケルを罪人にしたてあげようと夫に協力する。

いやはや、ストーリーがおもしろすぎる。
自分が殺人犯に仕立てあげられてもなお、聖職者である事を全うするマイケル。
犯人こいつやでって一言言ってしまえば全て解決するのに言わない正義。

あげくの果てにマイケルの潔白を証明しようとした元恋人が夫の目の前で不倫を打ち明けるも不純神父のレッテルを貼られ、密会していた時間の直後にヴィレットが殺されたという、アリバイが無い状況となり逆効果になる。
更には2人の関係を知ったヴィレットが脅迫してたという殺しの動機まで発覚する始末。

いやー、ほんまにいつDVD買ったんやろう。多分買ってから10年以上未鑑賞のままやったな。
みたいなDVDが120枚以上あるので誰か手伝ってくれませんか?
ねこ

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