自宅で勝手にアッバス・キアロスタミ3本立て企画の一本目。
素晴らしすぎる長編デビュー作だなあ。
子どもだからダメ、という理由でさせてもらえなかったことっていっぱいあったよね。
でも、それを大人になって自分のお金や責任でやれると、達成感に満ちた気持ちになったり、しみじみとした感覚になったりするよー。
頑張ってそれまで大きくなるんだよ！
「子どもだから〜」という不条理から、年齢も性別も関係ない不条理に初めて出くわすシーンは彼にとっていい経験になったようにみえる。
抑えきれない好奇心をどうすることもできなかった少年が、冒険とは孤独なんだと知ったとき、どんな気持ちになったんだろう。
夢見た場所で、見た夢の内容は何気ない日常だった彼。
失敗したとしてもすぐかさぶたになって剥がれるうちに、たくさん冒険して欲しい。
行ったことのない国のモノクロ映画はいいなあ。
あまり脳内で風景の色彩を補完できないから、純粋に濃淡を楽しむことができるなあっていう発見。
学校って変なところだってずっと思っていた。
のびのびと自由に"子供らしく"というのが軸にあるのに、子供らしいイタズラや悪ふざけは、叱責の対象となるから、結局どうして欲しいの？って思ってたな。実際。
それと同時に、友達と遊んだり、宿題サボったりという小学生らしい生活を送っていなかったので、学校や放課後での風景が新鮮で活き活きと沁みた。
サッカー作った人が悪いみたいなこと言ってた親おもろかったな。
わたしの時はモンハンサードくらいが激流行だったのと、デュエマとか流行ってたから、これ作った人のせいで私の息子は勉強しないんだわ、って怒ってた親いたのかな？笑
そして、わたしもお年玉でもらったお金でダフ屋からアイドルのライブチケット買ったことあるな。懐かしい。だが、わたしは中学生ながら巧みに交渉し、言い値より2千円安く買いました😀
