アッバス・キアロスタミ監督の長編第1作目。主人公の少年の大胆不敵さが観ててイライラするんだけど、子どもの頃、夢中になったものに後先顧みずひたすら突っ走るってことあったよね。子どもがある目的に向かって…
>>続きを読む中年になってからホームワークを観たせいか、この監督に不信感を抱くようになってしまった。友だちのうちはどこ?は大好きだけど、いま観たら印象が違うのかも。この作品も子どもが演技をしてるとはとても思えず、…
>>続きを読む自身の街を離れ、一人で未開の地へと足を踏み入れる不安と、それに勝る大いなる期待、好奇心。
そんな子どもながらのワクワクを、緊張も交えて追体験する密度の高い70分。
主人公は少年なので、当然街を出る…
キアロスタミの撮る夜が好きなんだよね
犬があちこちで吠えてて大人がまばらに通り過ぎる。自分の足音が後ろを追いかけてくるようにバタバタと音を立てる。子供にとっての不気味で不穏な夜思い出しちゃうなあ
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高い土壁に囲まれた街を駆ける子供たちの世界の狭さ。サッカーみたさに全てを投げ出す悪ガキガッセムの、未来が抜け落ちたような時間感覚。馬車に飛び乗り、バスに揺られるシーンのワクワク感とポッと出感。背後を…
>>続きを読む人を騙し、盗み、たどり着いた欲望の先にあるものを描いたイランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督の初長編作品
内容
イランにある小さな町の10歳の問題児ハッサン。彼は首都テヘランで行われるサッカーの…
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