超空間コベ

伊賀の影丸の超空間コベのレビュー・感想・評価

伊賀の影丸(1963年製作の映画)
4.0
これまで観てきた忍者映画の中で、
投げた手裏剣の数が最も多かったキャラが、この松方演じる影丸。
おそらく弾数無制限。☆(笑)

同じ事が、影丸の代名詞である「木の葉がくれの術」にも言えます。
原作でもそうだったけど、草木の無い岩場とかでも関係なく発動できるので、自前で相当数の葉っぱを懐に忍ばせているという事になります。

劇中、結構長いことビュービュービュービューやってんですよ。☆
あんだけ体に手裏剣と葉っぱ詰め込んでたらもう、ごっつぁん状態だよね。(笑)

本能寺の変で信長を討った光秀は、続けて家康を狙う。
堺から浜松への帰途に、懇意としていた伊賀の里を頼ろうとするが、
そこには既に、阿魔乃邪鬼の率いる甲賀七人衆の魔の手が…!

百地三太夫以下、伊賀の里は全滅!
三太夫の一子・影丸は、たったひとりで、家康を守り、
強敵・甲賀七人衆に立ち向かうのだった…!

原作においても人気キャラのひとりだった邪鬼。
演ずるは山城新伍!
…いや、悪くは無いんだけど、どうも彼は女ったらしのイメージが…。
あの白馬童子すら、最初に見た時は何だか違和感を覚えましたし。(笑)

「家康をエサに影丸を斬る!」
と、本来の目的を違えて、打倒影丸に執念を燃やす邪鬼。
光秀の配下に咎められると、
「貴様、この邪鬼に逆らうのか…!?」
と、もう完全に場を仕切り出します。何じゃコイツは☆(笑)

「今度こそ、木の葉隠れを封じてみせる…!」
と、クライマックスで水中戦に持ち込みます。
さて、勝負の行方や如何に…!?

―――驚愕のラストに、拳を握りしめること必至ですぞ!!☆
(笑)
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