-less [レス]のhorahukiのレビュー・感想・評価

クリスマスイブの夜、家族みんなで母親の実家に向けて車を走らせている途中、対向車と正面衝突しそうになります。間一髪回避し、そのまま進むも一向に目的地に着きません。それどころか対向車も標識も何もない。あるのは聞いたことのない町を示す看板。そんな中、赤ちゃんを抱いた白い服の女性が1人で歩いているのを見つけ…という話。

出口のない真っ暗な山道を家族が1人ずつ死んでいく中走り続けなければならない恐怖。そしてその異常性から次第に精神が崩壊していく家族。それぞれが抱えている秘密が露わになっていくとともに募っていく疑心暗鬼と、決して抜け出せない閉塞感がこの映画の1番の見どころですね。疑心暗鬼の流れは結構雑でしたけどね。

あと真相部分が少し弱いですね。すぐにオチに気づいちゃうと思います。多分これはあれじゃないかな？っと思ったら、それが答えです（笑）何事もなさすぎて、あのシーンだけ話から浮いちゃってましたからねf^_^;

それにこの真相だとすると家族が疑心暗鬼に陥っていく流れに何の意味があったのかわからないんですよね。一応、最後のメモ書きである程度補完しているとはいえ、弱いように思います。

これDVDレンタルで見たんですけど、最後のネタバラシのシーンだけ映像が飛んで見れなかったという…オチを言ってる数分だけピンポイントで飛ぶからビビりましたよ。なので、ネタバレあらすじサイトでそこだけ補完しましたf^_^; 90分近く見てきてこの仕打ちはつらいよー(TT)

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