明治~大正~昭和を生きた一人の男を辰巳柳太郎が好演し、時代の変化をテンポ良い語り口で綴った川島雄三監督の佳作。
「主人公の男は何という自己中心的な生き方をするのか?」と思いながらも、不思議と心温まる…
あまり期待せず観たけど、とても良かった。
明治生まれの頑固爺とその妻〜娘〜孫(南田洋子の三役)の生涯に、私にとっての曾祖母〜祖母〜母の時代の人の生き方や価値観の変化が象徴されていて、凄い脚本だと思…
フィリピン、プラネタリウム、潜水艦、車、いずれも秀逸な伏線になっていて、観賞後小さいながらも世界の完結を見た様な気持ちになった。南田洋子さんのきみちゃんが綺麗すぎ、こんなに美人だったら女優さんになっ…
>>続きを読むダメ親父、クソ親父。ただ憎めない...ずるいよなぁ...こういう人。
ラスト、結局マニラ行かせるんかい。。。
美容院のシーン、悲しいシーンなのに可笑しく見せていて、そこがこの作品のテーマを表して…
53年にこの映画つくったのすごいと思う
すごいというかザ・戦後に作られた映画
歴史、過去の栄光にしがみ付いてる主人公が孫世代にめっためたに言われるシーン最高、ど正論
歳とっても時代と共に前に進まなき…
長屋が全てオープンセットだと知って驚いた。瑞々しい大阪の下町の風情を見事に再現した、美術監督、中村公彦の職人魂。当初は京都ロケの予定だったそうだが「大阪で撮りたい」という川島のこだわりが奏功した。
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