走るシーンが多く出てきて、激動の時代を駆け抜けた、男の人生そのものの様だった。
よく言われる、生きがいとか、人生の意味とか、人それぞれにあったりなかったりするもの。男にとってはそれが若き日に異国で…
貧しかった近代国家幕開け当時の日本からの海外移民達の苦労と犠牲に責任を感じながら引きずって、独りよがりな根性論の信念を後世の子供や孫に押し付ける頑固ながらも働いて家族を養う事には真っ直ぐな老人の話。…
>>続きを読む明治39年、日露戦争の勝利に高揚する日本。
フィリピンでの難工事に貢献して名を上げた"ターやん"こと佐度島 他吉が大阪天王寺に帰郷。
放ったらかした妻を過労死させた挙句、「若いもんは苦労せにゃ」の典…
最高。
ちょっと思ったのは、最後の最後でたった一人の肉親である孫に自分の人生すべてを否定されて泣いたのに、その孫に自分の考え方をまったく曲げていない気持ちを書いた手紙を起こるところが怖い。昔の映画…
2020/03/20
レンタルDVDにて鑑賞
時代は変われど変わらないものもある
変えられないものもある
親の心子知らず
夫から親へ、そして祖父へ
三代に渡って子供、孫を育て続けた男の一生の話…
時代は流れ流れているのだけど、大阪長屋の父ちゃんはいつの間にか孫に説教されるじい様に。
昭和大正の頑固爺いってこんなだねぇ...と思いながらもプラネタリウムできれーに、見事に落とされた 泣!
殿山泰…
まさかのTWIN PEAKSから。前半の半分くらい聞き取り不能(特に殿山の泰ちゃんが)なんだけど、中盤くらいから一気に引き込まれる。若い頃の記憶ってのはみんな鮮明だと思うけれども、今作における記憶が…
>>続きを読むフィリピンで道路建設をしていたベンケットのたぁさんが突然街に帰ってきて車夫になり、娘と孫娘を育てる姿をコミカルに描きます。鬱陶しいわがまま粋がり親父を観てると痛々しい気持ちになりますね。こうなるまい…
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