うどん

わが町のうどんのレビュー・感想・評価

わが町(1956年製作の映画)
4.3
9/11@早稲田松竹

フィリピンで橋の建設に携わった功績を誇りとし、帰国後は車夫として生きた男の生涯。

辰巳柳太郎演じる主人公・たぁやんは自分の考えを曲げずに我が道を行くとんでもない頑固者。
自ら危険に飛び込んでいくことに疑問を持つ孫世代との温度差を感じる。

南田洋子は辰巳柳太郎の妻と孫の二役。両者とも23歳の女性だけど、明治と昭和、生きた時代の違いが佇まいから出ている感じ。
祖父のビンタに秒で仕返すシーンが強烈でカッコいい。

第二次大戦開戦~敗戦をテロップで示していたのが印象的。
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