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『わが町』に投稿された感想・評価

nt708

nt708の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでから
あーだこーだ言おうと思います。


明治から昭和にかけて生きた破天荒な男の一代記。
芝居のていねいさよりもテンポでもっていく演劇的なリズム感が、大阪の長屋裏の空気をつくりあげている。

それにしても主人公は、よくもこれほど身近なもの…

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kojikoji

kojikojiの感想・評価

3.6

川島雄三監督が「洲崎パラダイス」の次に撮った1956年の作品。
フィリピンの道路工事から帰った男、ベンゲットのたあやんの明治、大正、昭和を生き抜いた半生。

前半で立て続けに大事な人たちを失い、戦争…

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『無法松の一生』『馬喰一代』等に連なるオヤジ半生記。
無法松たちは無骨でありつつも万人受けする純朴なキャラクターだったが、本作の“たぁやん”こと辰巳柳太郎は、完全に戦前・戦中の価値観で生きる時代遅れ…

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こんな話を許せる度量は持ち合わせていない。
なおこ

なおこの感想・評価

2.3

本当に分からない...。孫に人生全否定されたのに、孫夫婦への遺言で全く意見を変えずに主張するって怖すぎる。こんな人と血縁になりたくない。本当、周りの幸せを邪魔してばかり。プラネタリウムで死ぬのも迷惑…

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たあやんを君枝が「殴る」場面が迫力。

貧しかった近代国家幕開け当時の日本からの海外移民達の苦労と犠牲に責任を感じながら引きずって、独りよがりな根性論の信念を後世の子供や孫に押し付ける頑固ながらも働いて家族を養う事には真っ直ぐな老人の話。…

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tych

tychの感想・評価

3.4

1956年 モノクロ 98分 川島雄三監督作品。フィリピンでの道路の難工事を終えた たあヤンは大阪に戻る と娘が生まれており妻はすぐに他界してしまう。たあヤンは人力車を引き、この娘 さらに戦争を挟ん…

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鑑賞記録

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