これは…川島雄三お得意の容赦ないジェネレーションギャップドラマ…なのだが。頑固親父vs若者世代とかいう話でない。織田作之助原作か…まずベンゲット道路で大ダメージ。昔から移民政策は反対ないし超々慎重派…
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(別媒体から感想を転記)
2022/09/11
ある男の生き様を、妻・娘・孫の三代を通じて描く。自分の目にはこの男が限りなく最低なパターナリズムに見えるのだが、そこに対して物語上で示されるアンチテ…
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川島雄三2本目。
面白かった。NHKの朝ドラみたいだった。一人の人間の人生の部分部分を時を追って描いた点では川島の弟子の今村昌平『にっぽん昆虫記』と近いけど、映画としての性質は全然違った。今作は娘と…
【明治・大正・昭和を人力車で駆け抜けて】
明治39〜昭和@大阪・天王寺
もうずっと疫病神というか、やる事なす事裏目に出てしまう主人公が正直疎ましかったけど、最後の最後は不思議とお疲れ様という気持ち…
オダサク原作。川島雄三、大阪の人かと思ってたらオダサクとズッ友で、本人は青森の人らしい。なんてことない男・たあやんの一代記。なのになんでだろうな、人ひとりの人生がこんなにも愛しく思える。いろんなこと…
>>続きを読む川島雄三版「無法松の一生」みたいなお話。
フィリピン(ベンケット道路の建設)の出稼ぎから帰ってきたが男が主人公。ベンケットベンケットうるさいもんだから。通称ベンケットのターヤン。
天王寺の七軒長屋に…