芦川いずみがとにかく可愛い!寿司屋の一人娘で店にも立っているのだが、こんな店あったら通い詰めるよね。
裕次郎の寿司屋でのセリフは笑えますよ。「今日はなんだか寿司が握りたい気分なんだよ」って、どんな気分やねん!
まあアイドル映画、キラキラ映画です。内容や人物造形はいかにも大衆娯楽映画的で、細かいことは言うな面白ければいいんだよって感じです。リアリティとか人間の深淵とかではない。
石原裕次郎や芦川いずみが動いているだけで楽しいのです。
最後、空港での旅立ちのシーンはいいですよ。トラックショットで見送る老田玩具の社員たちを写していく。彼らはみんな老いていて、ギャグだと思いました。
高度経済成長期、時代の変わり目らしい映画なんだろうと。