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グッバイ・ラバーのtransfilmのレビュー・感想・評価

グッバイ・ラバー(1999年製作の映画)
3.1
netflixにて。あらすじに自分の好きな「悪女もの映画」っぽいことが書いてあったし、しかも悪女が似合いそうなトゥルーロマンスのパトリシアアークエット主演ということで、観てみました。脇役も結構有名な俳優がたくさんでてて、ヴィンセントギャロや、ファインディングドリーの声優役の人。ファインディングドリーは、俳優としてはあんまり有名じゃないけど、TVの司会者として超有名な人だと思う。

以下、それぞれの役に関する感想です。

●パトリシア・アークエット
個人的には、パトリシアアークエットの風貌は悪女としてパーフェクト。でも演技と役柄のほうが微妙だったかも。
自分の欲望に忠実で、既婚者を誘惑したり、「あの女は〇●してくれないわよ」というセリフなんかはちょっと良かったけど、中途半端に良心があったり、傷ついて泣いたりするところが自分の知ってる悪女じゃなかった。
サウンドオブミュージックを歌いながら・・のシーンは良かったけど、そのときにパトリシアアークエットが泣いてるところも自分の知ってる悪女じゃなかった。
こういうときは、「死んじまえ!このマザーファッカーが!」・・という感じのことを絶叫しながら、笑いながらやらないと、自分の知ってる悪女じゃない!。

●アークエットの愛人一号(もう名前忘れたけど)
いかにもお金と会社の地位を持ってそうな風貌で、いろんな女性に手を出すところが、バブル時代の日本でもよくみかけた えらいおっちゃん みたいと思いました。真っ先に悪女の餌食になるタイプです。

●夫
なんか何してるのかよくわからなかった。

●メアリールイスパーカー
電話対応中に、「誰からかかってきたの?」と繰り返し聴くあたり、KYな感じがでててよかった。

●ファインディング・ドリー
この映画で一番、大物オーラがでてた。
この人もラストなにしてるかよく分からなかったけど、まあ大物だからなにしてもいいのかなと思いました。


余談: transfilmの好きな悪女映画(ぱっと思いついたもの)

・last seducution(邦題忘れた)
- 悪女 + フェミニスト

・gone girl
- 悪女 + サイコ
 ※ これが最も怖く、最も最高の組み合わせ

・ミザリー
- 悪女 + ストーカー

etc..
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