Jimmy

夏の夜は三たび微笑むのJimmyのレビュー・感想・評価

夏の夜は三たび微笑む(1955年製作の映画)
3.8
イングマール・ベルイマン監督のお洒落な喜劇。

法律事務所のフレドリック・エーデルマンは、若い妻アンと結婚したが、結婚三年にして未だ妻が処女。

そんなエーデルマンは、以前深い仲だった女優アルムフェルト嬢の舞台を観に行って、ヤケボックイ的な状況。

また、アンは、エーデルマンの若い青年の連れ子を気にいっているようである……といった物語の中、人間模様の変化が楽しい。

エーデルマンと某伯爵の決闘=ロシアンルーレットもなかなかのもの。

また、御者とエーデルマン家のメイドが一緒に過ごす風景での「太陽の遠景」が綺麗なシーンであった。

楽しい映画。
Jimmy

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