高尚な昼ドラ
若い妻のアン、元カノのデシレー、振り回し、振り回される弁護士さん。
女の計略と男の痴態を主題にしながらも、若妻のアンと息子のヘンリックを中心に純粋さを描く。ラスト近くの笑ってしまう…
「第7の封印」に続いてベルイマンをみるのは2個目 コメディタッチで豪華絢爛でキュートなセットと衣装(めちゃくちゃ好みで最高!)なんだけど、神への反感とか仄暗い1面も見えてたのしかった〜
ストーリー展…
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1955年、当時27歳のベルイマンはキャリアを掛けた大きなピンチに直面していました。プロデューサーに「興行的な映画を作らなければ、二度と映画は撮らせない」と言われてしまったのです。芸術と商業の両立は…
>>続きを読むベルイマンがラブコメを撮ったらこうなりましたという感じの映画。ラブコメだけど、やはり人間の心の闇を描かずにはいられない。
三角関係どころじゃなく、もっと複数の男女の関係が複雑に入り組んでいて、集中し…
20世紀初頭のスウェーデンを舞台に、複数の男女が入り乱れる恋愛模様を描いた喜劇。
よし、観るぞ!という覚悟で挑んだが、分かり易いアプローチにホッとした。難解なイメージを排したベルイマンは優しく大衆…
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『叫びとささやき』の時に次女の壮絶な死を演じていたハリエット・アンデルセンが奔放なメイドを演じててかわいかった。口元が絶妙にだらしなくて「楽しいことっていやらしいのね」と処女の奥さまに言われて「いや…
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ベルイマンの人間観察力半端ない
興行を意識して作られたからか喜劇的で後味の良い映画だけどベルイマンらしさは随所に感じられた。『夏の遊び』もそうだけどベルイマンの初期作品は男女の関係を中心とした人間関…
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