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インクレディブル・ハルクのrobのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
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2019/06/01

短気で怒りっぽくて、乱暴だけれど正義感が強い。それが鑑賞するまでの「ハルク」の印象でした。

ハルクことブルース・バナーはとても優しい心の持ち主で、ハルクの性質とは真逆の性格をしていたので印象が大分変わりました。
他のヒーローを全て知っている訳ではありませんが、ハルクはまさに悲劇のヒーロー。表情からも苦悩や葛藤が読み取れて、ただひたすら切ない。

元恋人のベティ・ロスと良い雰囲気になったとしても、愛する人とセックスもできない。自分は人間ではなく、化け物であるとまざまざと思い知らされるシーンも悲しみに満ちている。

ストーリーに関しては、序盤あたりなど説明不足な点も否めませんでしたが、アクションシーンは迫力があって全体的には好きです。シリアスでダークな感じも好み。

ただ、技名は叫ばないでほしかった。
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