H.G.ウェルズのタイムマシンは、幼い私に物語の世界を旅することの面白さを教えてくれた一冊。母親が古本屋で買ってきてくれたと思われるハードカバーのその本は、古本ならではの匂いと挿絵のダークさとで、何とも言えずノスタルジックな記憶として心に残っています。
1960年に制作されたこちらのタイムマシン。そんな私の記憶にリンクしたクラシカルな一本でした。
いやぁ、ほぼ原作どおり!地上人と地底人が本のイメージとは若干違うのは、私が勝手に想像したので仕方ないとはしても。
タイムマシンの仕組み、めっちゃシンプルで笑う。こだわりのレバーは、席を外す時はもちろん外して携行します。勝手に乗られたら困るもんね。直感的に操作できるから多分私でも乗れる!笑
しばらく主人公一人芝居状態なので、音楽が命。ただ妙にミスマッチで、隣で見ていた旦那も「これ、何が言いたいシーン?」とコメントしてくれました。私もわからんよ。
ツッコミどころもあるけれど、個人的にはかなり良作だと思うので、是非ご覧ください。