ジャケ写のイメージでこんな雷蔵観たくないと、避けていた映画。
ところが全然違った。完全にツボにハマってしまった。
こんな雷蔵、観たことない。
やっぱり役者だ。
山崎豊子の同名小説を市川崑が監督して…
冒頭、落語家の春団子にきくぼんが自身の過去を話すところから内容がスタートする。
映像が美しい映画だった。
しきたりと厳しい祖母と母親の最強の二人に育てられたきくぼん。立派なぼんちになる為に恐ろしいし…
山田五十鈴の大阪弁はやっぱり最高。しきたりに縛られた舟場のぼんぼんと妾たちの物語、それぞれの妾たちの個性が強くて面白い。一番好きなのは蔵のシーン。若尾文子はやっぱりビューティフル。男の女の話だけど、…
>>続きを読む面白かった
きくぼん
そうかぁそうかぁ
ダイヤでんねん
がセリフとして印象に残った。
エロシーンをうまくカットすることで品の良いエロさが表現出来ている。
遊びをちゃんとやるのはこうなるのかっていうの…
山崎豊子の小説大阪船場モノに中学時代ハマって愛読した時期あった。大店旦那の花街遊びや女系家族の式たりや婿旦那の悲哀etc古き良き大阪商人の知らない世界に何故か魅せられた。女家系から久し振りに産まれた…
>>続きを読む・雷蔵主演、脇役の一人に文子。若尾出演作はその主演作しか観てなかったから、脇役で途中から出てくることに意外性というか、感動があって。
・若尾文子登場以降、作品もグッと面白くなった気がする。あの明るい…