この映画はきくぼんではなく、きくぼんを取り巻く女たちの話である。ひとりひとり違った立場があり、自分が主人公であるかのように振る舞う。しかし特にぶつかる訳でもない。だからこそ、その散らかりを昇華した入…
>>続きを読む【放蕩息子】
市川崑監督✖️撮影宮川一夫のコンビでは『おとうと』よりも好きだったりする市川雷蔵主演の好色一代記。原作は山崎豊子。
果てしなく豪華な撮影、美術、セットや贅沢を極めたゴージャスな女優…
めちゃ良かった!
映画を司る全ての要素が高水準だが、特にキャスティングがお見事。
軒並み役者さん良かったが、鬼婆役の毛利菊枝さんが凄かった。誰か知らんかったけど。
また、市川崑×宮川一夫の映像は…
最後の、京マチ子、越路吹雪、若尾文子の香りたつような伝説的な入浴シーンで+1スコア。
市川雷蔵は色気がありながら品がある。何をやっても嫌な感じがしない。上等の日本酒のようにスッキリしている。ズルい…
山崎豊子が凄いのか?
市川崑が凄いのか?
市川雷蔵が凄いのか?
妾四人が凄いのか?
演出もさることながら、台詞回しでこうも充実し、インパクト満点な映画はそうそうありまへんで旦那はん?
セクシーや…
戦前から戦後にかけて、船場で足袋問屋を営む旦那。
伝統を重んじる強烈な祖母のもと、飄々とした青年へと成長。
市川雷蔵のコミカルな演技が印象的で、改めて役柄の幅広さを実感。
妻や妾など5人の女優も豪華…
あやや目当てに見始めましたが、市川雷蔵さんのぼんちっぷりに惚れ惚れ。ええお人やわあ。
めちゃくちゃどうでもいいことだけど、私は元々のぼせやすいこともあり長いこと大浴場に入ってません。ホテルでもユニ…
五社協定の煽りをくらったのって実は言い出しっぺの永田雅一「大映」なんだよな。でもって一番の被害者は、TVという受け皿があった田宮二郎でも山本富士子でもなく、長生きできなかった市川雷蔵かもしれない。こ…
>>続きを読む山崎豊子原作の大阪・船場のぼんぼん市川雷蔵の女遍歴物…なのだが和田夏十のホンは当然そんな所に終わらず、翌年の「黒い十人の女」の前哨戦の様に翻弄され踊らされるのは雷蔵(男)の方。
玉緒、若尾あややに京…