祖母の強大な権力、美しき妾達の自由なエネルギー
船場マジックリアリズムの圧倒的傑作
ーーーあらすじーーー
■落語家の春団子(中村鴈治郎)ひょこひょこと線香を上げに老境の喜久治(市川雷蔵)の家を訪…
文芸映画期の市川崑作品では一番、時代劇ではない市川雷蔵としても一番好き
ただ最後まで見るとこの作品市川崑の奥さんであり、脚本家 和田夏十の映画だった
大阪の船場商家のぼんぼん市川雷蔵の女性遍歴が描…
面白さで心の顎が外れてしまった、、
土着文化に疎い自分がこの時代の「船場」にまんまと興味を持たせられて。中でも特に言葉が良い…!!!強烈なんだよなぁ。
後半、戦場のシーンから一気に登場人物がデフ…
朝ドラのおちょやんが面白すぎるので、なにか船場が舞台の映画でもと思って、ふと思い出したこの映画を初めて視聴。
放蕩息子も雷蔵が演じると、なんとも上品。構図、カメラも市川崑らしくモダンでオシャレ。
そ…
商売には口出しできないが、家内のことは一切合切取り仕切る、現代版大奥のような趣。毛利菊枝と山田五十鈴のコンビのえげつなさがたまらない。美しく、艶やかで、甲斐甲斐しいが、計算高く、したたかで、時に下劣…
>>続きを読む【市川崑特集⑥ 戦場(せんじょう)から船場(せんば)へ】
また長らく更新が空いてしまった。ちょっと来年あたり個人的に大きなイベントがあるので色々と準備に手こずっておりました。
という訳で久しぶり…
私が初めて観た雷蔵様映画
(京マチ子映画祭にて)
その後、かっこいいのもいろいろ観たけど、私は「ぼんち」と「炎上」の雷蔵様がいいなと思った。
上方落語にでてくる、ご大家の若旦那の世界が映像で見ら…
このレビューはネタバレを含みます
雷蔵はもちろん良いが、様々なタイプの女性のサンプル、小気味良さ(しかし終盤はなかなかの怖さ)
出番は少ないが印象的なのは越路吹雪。
雷蔵に贈り物をする。
雷蔵「人から物もろたん初めてや」(大意)優…
まさに傑作!
これは面白い!初っ端からテンポのいい流れる建物建物車スタッフロールのオープニングで唸る!これは絶対期待出来るぞ!と前のめりで視聴。案の定最高に楽しめた。
やっぱりまず画面構成が非常…
面白い…!
やはり市川崑と和田夏十の脚本は、少しクスリとしながらも大阪商人の日常から社会の動きも見える。
演出もメリハリがあってものすごくおしゃれで個人的には本当に好きなところばかり。引きの映像…