とてもよいです。女に振り回される、あるいは女をすけこます男の話、はたまたその男の家にいびられる女の不遇の話、そのすべての話であり、ゆえにどれにも当てはまらない話でした。市川崑、ショットがいいんですね…
>>続きを読む勝新太郎氏が好きな作品との事で鑑賞。
女に牛耳られた世界で
のらりくらりと過ごすゆるーい感じ。
息子の寝顔に触れる細くて長い指
襟を正す仕草
こんな事書くとお叱りを受けそうですが
この作品を通じて初…
「河内屋の三人目の妾は銭惜しみして家持ちにせん言われたら世間体が悪いおますよって」
「昔から妾腹はお家の小柱と言いまっしゃろ」
(現代の感覚だと)ちょっと何言ってるかわかんない
10万を目分量で…
市川崑監督
市川雷蔵主演
大正位から昭和の戦後までの、大阪の船場で足袋の商いで5代続く豪商の、若ぼんの物語。
関西では、「ぼんち」とは、若旦那とか器の大きい坊っちゃんと言われてる。
この作品は…
おそらく一番の市川雷蔵と市川崑コンビの傑作でしょう。山崎豊子の原作で女系家族の船場の足袋屋のボンボンの女遍歴の話。テンポが速くそして途中に差し込まれる瓦、俯瞰からの構図、ポスター等が市川崑チックで絶…
>>続きを読む市川雷蔵主演の非シリアス系現代劇では最高傑作。
宮川一夫の撮影による昭和初期の町並みの映像が素晴らしい。今ならドローンにカメラを付けて撮ったような頭上からのショットが新鮮。
雷蔵はイケメン優男バージ…
オールタイムベスト入り。
好色一代男といい、雷蔵のこういった役は右に出る者いないだろう。
若尾文子、京マチ子、越路吹雪の3人、毛利菊枝と山田五十鈴と雷蔵を取り巻く女優陣の魅力も各々全開である。
ラス…
面白かった〜!これ最高。
良家のボンボンに生まれながら、ガチガチのしきたりにがんじがらめな生き方を余儀なくされる市川雷蔵。
さぞかし大婆様を恨んでいると思いきや、持って生まれた鷹揚な性格で戦中・戦…