じょり

ぼんちのじょりのレビュー・感想・評価

ぼんち(1960年製作の映画)
4.4
①あんな嫁・姑のいる家でも暮らせる、心臓に毛が生えてる方の割合 1%
②喜久ぼんぐらい遊んだら何か真理を悟れる確率 推定2%
③女性のおおらかさがあるから世の中あんじょうやっていけるんやでやい男ども度 100%

言いたいことが多く雑然となり長文です。主題は商家の旦那・喜久ボンの放蕩物語・成長譚なんですが、女性のたくましさにスポットを当てた話でもあるんですね。祖母・毛利菊枝と母・山田五十鈴のやりとりなんかコントにしか見えないけど!ちょっと怖い時あるし^ ^

いやー、鑑賞後に色んな場面を脳内再生してしまうほどに雷蔵はんを始め役者の方々の演技が強烈でした。お妾さんたちの奥ゆかしくも可愛さアピールとか本当に小洒落てますな。3人で風呂とかアカンもの見た感じで😊
真上からの街移動ショットなど宮川一夫の撮影はいつもより冴え渡ってないですか?それに和田夏十の脚本は淀みなく、言うべきことをコンパクトに代弁してくれる…
これで駄作になるわけがないような傑作◎
じょり

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