市川雷蔵氏の作品は何本か観たが、やっと氏の素晴らしさを感じた作品。
まず作品のテンポが良く飽きずに最後まで楽しめた。
女優合戦ともいえる女優人の演技が観ていて飽きない。
そして様々な女性像を観る…
船場商家の老舗足袋問屋の若旦那(市川雷蔵)の一代記。
物語に起承転結を求める自分のような幼稚な鑑賞者にとっては、イマイチ。
「えっ?終わっちゃうの?」って。
終わり方もとってつけたような感じ。…
男児を産んだら五萬圓、女児なら壱萬圓。男尊女卑な描き方されててこれ大丈夫か、と思ったけど後半"男はつらいよ"って展開になっていくのが上手い。終盤の湯舟に浸る京マチ子、若尾文子、越路吹雪の魔女の3密。…
>>続きを読む『女系家族』と同じく大阪・船場を描いた山崎豊子の小説の映画化。しきたりと風習と打算でがんじがらめの船場のえげつなさ・ドギツさを、雷蔵さんの個性が毒抜きしてる感じで、生臭さも厭らしさもなくサラッと観ら…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大阪・船場で四代続く足袋問屋の跡取り息子として生まれ、莫大な富で四人もの妾を囲って暮らした遊び人…という設定の人物にすんなり感情移入できてしまうから大した作品である。何だこの読後感は、と困惑さえ覚え…
>>続きを読むアンチ市川崑フィルターで散漫めに観ていたけど、終盤は流石に全てを美しく回収するカタルシスに浸り、あっこれは流石に良かったのかなと…もう一回劇場で観たらかなり和解があると思う
雷蔵強化週間になってる…
昔観て気に入った作品の一つ。
古き良き大阪が生き生きと描かれている。舟場、これこそ大阪って感じ。きれいな舟場言葉。現在の大阪弁も良いが、舟場言葉は聞いていて気持ちが良い。
ぼんちのように女遊びが…
数年ぶりに鑑賞。
単行本だと上下巻、文庫本でもかなり分厚い山崎豊子の長編小説を2時間弱でまとめ上げる市川崑の手腕を堪能できる作品。
何しろ退屈な瞬間が一度として無いし、端役に至るまで魅力的に描かれて…
▪️Title : 「ぼんち」
Original Title :※※※
▪️Release Date:1960/04/14
▪️Production Country: 日本
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