こぅ

最後の切り札のこぅのレビュー・感想・評価

最後の切り札(1942年製作の映画)
4.2
高良健吾×マシュー・マコノヒー共演作品‼︎

https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcSobzxM2-H8xWNpJ1Oj_N4AoDVWbt1W9keA5A&usqp

https://m.imdb.com/name/nm0738385/mediaviewer/rm630351616?ref_=ext_shr_lnk

【穴】、【現金に手を出すな】のジャック・ベッケル 監督長編デヴュー作で、【フレンチ・ノワール】の佳作。


警察学校で揃って首席となったクラレンス(レイモン・ルーロー)とモンテス(ジョルジュ・ロラン)。
事件を担当し、先に解決した方を首席にする事となる。
そんな中、高級ホテルで殺人事件が起こる…。


本作の舞台は、空想の国、カリカル。
首席を決めるライバル2人の射撃テスト、他の生徒も盛り上がる中、代理教官、ゴンザレス(ノエル・ロクヴェール)から発表。

首席がいない。いや、2人いる。
そこで、奇抜に 実践 で決めようと提案する2人。

バビロニア・ホテルにて、
コリンズ?が殺され、妻のカトリーヌ?を容疑者として尋問するが、妻はパールで、殺されたのは、名高い犯罪者アマニトという新事実が発覚する。
容疑者は、妻、パール。
代理教官、ゴンザレスも協力し、一旦、事件は解決、首席はモンテスに決定するのだが、、

犯人の目当ては、カネで、、在処を探す。

犯人は、
最初から 見え見え にしているが、
首席争いが掛かっている為、仲間を出し抜こうとしたり、犯人らとの騙し合戦、駆け引きを楽しむ。

白昼堂々の街中での銃撃戦‼︎

パールは、釈放後に逃亡するが、、 

クラレンスは、
犯人グループに◯入⁈して騙す。
会話を仲間へ伝える方法がユニーク。

クライマックス、
犯人を追うのが、バイク軍団というのは珍しい。

トンネルでの対決シークエンスのライティングが欲しかった⤵︎


ラスト、
モンテスのクラレンスへのくじ引きのオチ(友情)。
伏線は、全てしっかり回収する脚本。

警察ではなく、
警官候補生の2人が、事件を捜査するというのが珍しい上、◯入もノワールでは初めて観た感覚だ。

これは、スタイリッシュに現代リメイクしても面白いだろう。

ノワールでもフレンチは、アメリカよりもカラッとドライなのが特徴。

強面の悪役、ルディ(ピエール・ルノワール)の妹役、ベラ(ミレーユ・バラン)が妖艶。
こぅ

こぅ