阿賀の記憶の作品情報・感想・評価

阿賀の記憶2004年製作の映画)

Memories of Agano

製作国:

上映時間:55分

4.0

あらすじ

監督

『阿賀の記憶』に投稿された感想・評価

『阿賀に生きる』から10年、
あの自分の仕事に誇りを持って見事な年のとり方をした人の多くが亡くなり、田んぼは荒れ果て、風景も変わっている。
残された妻や子もいるが、終始寂しさが流れている。
完全に消…

>>続きを読む
演出をする/演出をしない ということ ふいにどうしようもなく撮れてしまっているものがあって「阿賀」というものすらどうでもよくなり映っているものがすべてになる

佐藤真監督『阿賀の記憶』(2004)

"天国"とはまさにこのような光景に近いのかもしれない。

『阿賀に生きる』から10年の時はたしかにそこにあった。そこに暮らしていた人々の魂が静かな風にのって草…

>>続きを読む
ネット

ネットの感想・評価

3.0

めちゃ抽象になったなあと。障がい者アートの二作はまだ見てないけど、SELF……寄りの不在と記憶を巡る作風の方が佐藤真の持ち味なのかな。
十年前の阿賀撮影の記憶を感傷的なものとして消費したくないと監督…

>>続きを読む

消化なんてできるわけないし、おそらくするべきでないかもしれないし、当然しなくて良い映画なんですね。
というか、「消化」ってなんだ?

ただそこに映画があるということ。

映画においては「存在」があっ…

>>続きを読む
mh

mhの感想・評価

-

野外に張られたスクリーンに「阿賀に生きる」を写してるのはぎりわかる気がしないでもないんだけど、そこに加工で被せてスタッフロール入れたりすんのは素でわからん。
田んぼの真ん中で民謡を歌うのを正面から撮…

>>続きを読む
人の不在とその中でも残り続ける景色と唄と
最初のカットが素敵
柿をとったおばあちゃんが消えていくのがなんとも寂しかったり、でも自然は輝いてたり
フィルムで撮るって素敵だなあ
やりたいなあフィルム
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0
すっかり寂しくなってしまった風景に、思わずグッと来てしまう。
声と映像のズレが幽霊のようにも聴こえてくる。
作為的な部分の見せや、エモーショナルに寄りすぎてるところはちょっとよく分からなかった。
a

aの感想・評価

-
二度目 過去を引き伸ばしてジッと見つめるその時間、実体を失った時間、そもそも時間は実体を持つのか 不在

これは病人「が」撮った映画だろうと思いながら観ていたら、ほんとうにカメラマンの方が脳梗塞で倒れて立ち直って直撮られたものだったらしい。よくわかる。

関係は全くないが、映画館を出たら通りがかったおじ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事