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深夜カフェのピエールのseapony3000のレビュー・感想・評価

深夜カフェのピエール(1991年製作の映画)
4.0
ピレネーの山中から出てきたアイツのやらかしがいろいろスゴイ。社会が極端で無軌道すぎるアイツ。役者にならなれそうとシェークスピア暗記できずハムレットがわからず泣き去るアイツ。「私の好きな季節」で母のひとりごとが出てきたが(今作では車椅子の老婆役。ほかにもテシネ組多数出演)今作ではアイツがひとりごと。軍のトイレで深夜に鏡に向かって自分に雑言。社会を教えてくれる大人(ノワレ)も拒否し若さ一本勝負で生きていく危うさ。パリの夜が美しい。
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