このレビューはネタバレを含みます
さっきアマゾン・プライムで見ました。
本作は主人公レベッカをモデルにした原作者アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの友人だったドイツのモーターサイクル・ジャーナリストの人で、彼女は革のワンピース・レーシングスーツを着た最初の女性ライダーで主役予定やったドイツ人女優が麻薬で急死した事により、マリアンヌ・フェイスフルが代役として演じたらしい(ウィキで調べた)
夜明け前に恋人・レイモンドと暮らしてたレベッカは彼が寝静まった時に家から出て、愛車・中型バイクでドイツのハイデルベルクに住む哲学教授ダニエルの許へ向かってる最中にダニエルとの過去の不倫な情事に耽ながら、目的地に着くまで自分の回想と妄想を巡らして中型バイクでかっ飛ばすというストーリー。
バイカーの人妻の不倫な愛と破滅を描いたラブロマンス映画。
中型バイクで走行中に自分の回想と妄想が交差するように浸りながら、走行するレベッカ役のマリアンヌ・フェイスフルがやばかった
途中、マリアンヌ・フェイスフルが生み出した幻想的なイメージに変わるシーンは斬新な芸術で凄かったですが、あれはレベッカ自身の妄想でしかない。
マリアンヌ・フェイスフルと一度愛してバイクの乗り方を教えたダニエル役のアラン・ドロンが洗練されててバイクの運転がカッコ良かったです。 マリアンヌ・フェイスフルがアラン・ドロンにわざわざ会いに行くのは彼の事がほんまに好きやったのかもしれない。
彼との色んな回想だけじゃなく、恋人・レイモンドや友人2人との過去の思い出も忘れたくなく、思い出したいから回想したかったんやろうな。