菩薩

ガン・ファイターの菩薩のレビュー・感想・評価

ガン・ファイター(1961年製作の映画)
3.9
ホークス『赤い河』ばりの牛追い×えっちな人妻→45分後に未亡人=最強、の計算式が成り立つ。ホークスが1万ならこっちはたかたが1000ぽっちだが、チョロい人間なので画面を牛でギュウッと埋め尽くされればモー堪らんとなる、安心しろ、俺にはもう失うものが無い。ガン・ファイターとは名ばかりで大して西部劇をしていないし、むしろメロドラマがメイン。しかも登場人物が↓

①えっちな人妻(後に未亡人)
②それを狙う兇状持ちの元カレ
③そいつを追って来た保安官
④兇状持ちにぞっこんなえっちな人妻の娘

の四角関係で激アツ。このえっちな人妻(後に未亡人)が本当にえっちでかたせ梨乃の元ネタかよってくらいえっち。かたやその娘ちゃんも普通に可愛いし、鳩胸タイプでありながらなかなかの戦闘力、10年後にお近づきになりたいタイプ。えっちな人妻(後に未亡人)の為に協力態勢を取り牛追いに身を投じる②&③、次第に奇妙な友情関係の様なものも構築されるが、目的地に到達すればぶつかり合わねばならぬのが男の性。最後の方の急転直下型の1ネタもニクいし、しかもその真偽が謎のままってのがまた…。終わり方が凄い綺麗つかロマンチック、あとイッヌと子牛が超絶かわいい。
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