深夜のTV放映にて視聴。
「王様と私」のユル・ブリンナー&デボラ・カーが再共演した、レアでシリアスなメロドラマ。
ハンガリー動乱から西欧へ、軍用バスで避難する外国人達。
彼等の行く手を阻むソ連国境警備隊との対立。
動乱に絡む男を擁護するアシュモア夫人(D・カー)と、彼女に惹かれる国境警備隊長スーロフ少佐(Y・ブリンナー)。
ユル・ブリンナーはあくまで渋くてカッコよく、デボラ・カーは、優雅で美しい。
そして、ラストには絶句…。
作品としては平凡だが、端役で、パルチザン役のアヌーク・エーメ、子役時代のロン・ハワードが出演しているのがちょっとした見所。