せーや

ネオ・ファンタジアのせーやのレビュー・感想・評価

ネオ・ファンタジア(1976年製作の映画)
3.5
ネコが、かわいいなあ。
でも、せつないなあ。

有名クラシックをアニメにしたら?
を実際にやってみた映画です。

実写とアニメの融合。
クラシックをアニメに。
そして全体的に喜劇と皮肉を込めて。

1. 牧神の午後への前奏曲 - ドビュッシー
2. スラブ舞曲第7番 - ドヴォルザーク
3. ボレロ - ラヴェル
4. 悲しきワルツ - シベリウス
5. ヴァイオリン協奏曲ハ長調 - ヴィヴァルディ
6. 火の鳥 - ストラヴィンスキー

この6曲をアニメ化してます。
6曲の合間には、オーケストラ楽団とアニメ作家のドタバタコメディが展開されてます。

クラシックに関しては何の知識もなく
知ってるのはボレロくらいだったけど
全部おもしろかったです。
クラシックが流れてる間は基本的にはセリフないので退屈かもしれないけど、アニメがありますので。

個人的に好きだったのはボレロと悲しきワルツ。
ボレロはでは壮大な生命の歴史が皮肉たっぷりに描かれ、悲しきワルツではネコの目から見た温かいけど悲しい思い出が描かれます。

アニメだけでなく
皮肉めいた曲の合間でのコメディや
突然やってくる謎な展開も面白い。

それにしても
あの雑用係の女の人、きれいだったなあ…
せーや

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